8/17 東京終値
N225 15273.68
[▼874.81]
TOPIX1480.39
[▼87.07]
JGB先物136.27
[△1.22]
米ドル・円 112.44/49
(H114.64/L112.10)
ユーロ・円 150.89/94
(H153.89/L150.31)
ユーロ・ドル 1.3420/25
(H1.3431/L1.3403)
豪ドル・円 87.71/76
(H 91.65/L 87.48)
ポンド・円 222.43/48
(H227.44/L221.46)
NZドル・円 75.32/37
(H 80.25/L 75.01)
カナダ・円 104.20/25
(H106.64/L103.96)
スイス・円 92.62/67
(H 94.23/L 92.25)
香港ドル・円 14.37/42
(H 14.64/L 14.31)
ポンド・ドル 1.9774/79
(H1.9849/L1.9751)
ドル・スイス 1.2137/42
(H1.2177/L1.2131)
南アランド・円 14.91/96
(H 15.36/L 14.79)
日本時間17日早朝に、米国公定歩合引き下げ予定の一報があり、本来好感されてもよかったのですが、米国利下げ+日本利上げとなった場合に更に円キャリートレード解消の動きが起こる、というもっともらしい理由に仕掛け売りが入って全面安症状になってしまいました。
お盆休み・夏休みもいいですが、ちゃんと当局の方はアンテナを張っていざという時に機敏に動けるようにしないと、日本経済はおもちゃにされるということを肝に銘じるべきです。
米国は予定通り公定歩合引き下げしましたので、ここで日銀が世界の金融市場が落ち着くまで利上げは見送る旨のメッセージを出せば急激に戻りに入ると思いますが、モタモタするようだと特定のヘッジファンドに買戻しの時間を与えているのではないか?といった裏取引があるような疑念が生じても止むを得ないでしょう。
今回のサブプライム問題を大げさに取り上げて、あまりにも出来すぎた芝居を目の当たりにしたことで、今後日本株は暴騰相場に入っていくという予想が確信に変わりました。
失われた10年をイメージして下げトレンドになると思い込み、高値を空売りするという投資スタンスを今後取ると、全部踏みあげられて無残な結果になるでしょう。日本株をここまで売り込んだ目的もおそらくそこにあるのでしょう。騙されては大変なことになります。
現物を吹き値売り押し目買いのスタンスが良いのですが、将来有望な銘柄を買って数年放置する投資が結果的に莫大な利益を生むと思います。
近年外資勢は日本株を大きく買い越してきています。今回も先物売りで投げを誘発しながら、現物をごっそり買いにきています。新興市場でも貸し株の売りにより、これまで我慢して保有していた投資家に止めを刺すような仕掛けがあちこちで入っていました。
残念ながらここまで売り込まれた以上は、無傷ですぐさま復活するというのは難しいと思います。ただし先日も述べたとおり、日本には円キャリー解消により資金がジャブジャブの状態になっているのも事実です。
おそらく今後はこれまで日本株上昇を牽引してきた銘柄群が、しばらく足踏みをして態勢を整える一方で、すでに投げ切られた新興銘柄が先駆して大きく上昇していくことになるでしょう。これまで大型株をいとも簡単に上昇させてきた資金が、新興市場に流入すればどうなるか。想像を絶する展開が待ち受けているのではないでしょうか?
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投稿者 on 2007年08月17日 23:45