中国が0・27%追加利上げ 景気抑制、貸出金利6・84%に
【北京20日共同】中国人民銀行(中央銀行)は20日、金融機関の貸出・預金金利を21日から1年物で0・27%引き上げると発表した。中国は5月、人民元の変動幅拡大に合わせて利上げしたばかりで、引き締めはことし3回目。追加利上げにより再燃している不動産などの投資と、インフレの抑制を狙ったとみられる。
19日に発表された4-6月期の国内総生産(GDP)実質成長率が11・9%に達するとともに、6月の消費者物価も前年同月比で4・4%上昇し、景気に過熱感が出ていた。
今回の利上げで1年物貸出金利は6・84%、預金金利は3・33%になる。利上げで、預金金利が物価上昇率を下回る「マイナス金利」状態を少しでも是正する狙いもありそうだ。
消費者物価の上昇は豚肉など食品価格値上がりの影響が大きく、政府は豚肉の供給増などの対策を進めている。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007072001000547.html
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投稿者 on 2007年07月22日 23:45